※この記事は2019.01.01に更新されました。
今EM菌がなにかと話題です。
EM菌はもともと農業用の土壌品質改良材として使用されていたようです。
EM菌を畑や田んぼにまくと、土が良くなって作物がよく育ったり、おいしく収穫できるそうです。
また、EM菌をまいた畑で育った野菜や果物などの農作物は、
農薬や化学肥料、放射能なども取り込まないようになるとのことで、
愛用家が激増中なのです。
野菜が喜んでEM菌を吸収することから、
EM菌愛好家の間で、飲むEM菌が大流行しています。
それは、農家さんや家庭菜園をされている方たちの間で、
EM菌を飲み始めたのがきっかけでした。
EM菌に含まれる有用微生物(Effective Microorganisms)の働きを最大限に引き出すには、EM菌活性液と呼ばれるものを作る必要があります。
市販の「EM1」のままでは、中に含まれる有用微生物が眠っている状態なので、起こしてあげなければいけません。
EM菌は「EM1」と「糖蜜」を混ぜて発酵させてつくる、「EM菌活性液」にして使います。
その状態にしてEM菌を飲むのです。
僕も、飲むEM菌を作るために実際にEM1と糖蜜の入門セットを買ってみました。
※EM1は本来飲料用ではありません。一部のEM菌愛好家が自己責任で飲んでいます。飲料用には「EMXGOLD」という商品が発売されています。
実際にEM菌を購入してみた
勉強会で、EMの有効性を教えていただいたので、
とりあえず実践してみようと思い、
「EM入門セット」を購入してみました。
ネットから簡単に購入が可能です。
Amazonでも買えますし、専門の「EM生活」といサイトからも購入できます。
料金は送料込みで1,633円でした。
しかし、ちょっと高いです。。。
というのも、「EM入門セット」自体は822円ですが、送料が811円もかかります。
これはAmazonから購入しても、「EM生活」の通販サイトから購入しても同じ料金です。
この点が残念で仕方ありません。
もう少し、企業努力が必要かな?と感じました。
本当に良いものならば、リピーターになるはずです。
その自信があるのなら、
初回に購入される「入門セット」は
送料無料で、業者負担でもいいのではないでしょうか?
そのほうが、
より多くの人に買って、使っていただけると思うのですが、
みなさんはどうお考えになりますか?
↑僕はAmazonから購入しました。
Amazonから購入しても、
「EM生活」から購入しても送料も商品代金も同じ1,633円でした。
「EM入門セット」が822円。
送料が811円で、合計1633円です。
↑これが実際に送られてきた「EM入門セット」です。
「EM1」という微生物を複合培養した液体が100ml。
活性液をつくる際に、微生物たちのエサとなる糖蜜が100ml。
計量カップ付きです。
EMの使い方とその効果
EM菌の使い方にはどのようなのもがあるのでしょうか?
またEM菌を使うとどんな効果があるのでしょうか?
さまざまものにEMがつかわれています。
- 料理
- 掃除
- 河川浄化
- 健康改善・増進
- 農業
- 洗濯
EMを使うと、どうなるのか?
ズバリ、一言でいえば「なんでも良い効果が生まれます!」
料理に使えば、おいしくなります。
また、
EMで野菜や果物を洗えば、農薬や放射能も落とせます。
消化もスムーズになるといわれています。
腸内で善玉菌が強くなれば、腸内環境がよくなります。
掃除に使えば、
きれいになります。
EMを薄めて雑巾がけをすれば、汚れがよくとれ、
しかも汚れにくくなったり、カビや雑菌の繁殖を防いでくれます。
ヘドロがたまった河川にEMを投下すれば、
EMがヘドロを食べて、きれいになります。
農業に使えば、
土質が良くなり、栄養価の高い農作物ができます。
病気や害虫にも強くなり、品質も向上するといわれています。
洗濯に使えば、
柔軟剤を使用しなくてよくなります。
EMを使うと、石けんの洗浄力に加え、
微生物が生み出した成分によって、
酸化している汚れが分解されます。
繊維から汚れを無理矢理はがすのではないため、
繊維の油脂分を保持することができます。
そのため、衣類はふっくら仕上がり、柔軟剤は不要になります。
詳しくはまた次回のEMをテーマにした記事で掘り下げていきます。
一つひとつに、細かい解説と説明が必要になります。
EM菌の勉強会に参加してきました
以前、食品添加物「調味料(アミノ酸等)」の記事を書いたときに、
Facebookでお友達になった素敵な女性が開催している勉強会に参加してきました。
高橋町子さんという素敵な女性が経営する、
北浦和駅東口徒歩4分にある、
和座檜 (わざび)というお店にお邪魔してきました。
和座檜さんは、自営菜園をお持ちで、
そちらで採れた無農薬の新鮮な野菜を使った料理が自慢のお店です。
僕も町子さんが即興でつくってくれた
「無農薬野菜盛りだくさんの稲庭うどん」をごちそうになりました。
感動的な美味しさでしたよ。
↑オーナーさんが所有する家庭菜園でEM菌を使って栽培されて完全無農薬、化学肥料も一切使っていない採れたて新鮮野菜をたっぷり使って、稲庭うどんをつくってくれました。
この勉強会で学んだのが、EM菌についてなんです。
今日はそのEM菌についての基礎知識と
僕が実際に購入した「EM入門セット」について書いてみようと思います。
僕がEM活性液をつくった大きな理由は以下の2つです。
- 腸内の善玉菌を増やし、腸内環境をパワーアップさせるため
- EM活性液で野菜や果物を洗い、農薬や放射能を除去するため
今はこの2つをメインに考えています。
もちろん、洗濯に使ったり、掃除に使ったりと色々と使い方はあります。
それでは、完成して使ってみたらまたご報告したいと思います。
興味のある方は「EM」について調べてみてはいかがでしょうか?
次は「EM」がブレイクする予感です(笑)
EM活性液に興味のある方はこちら↓
まずは入門セットからどうぞ!↓
EM菌とは?
EMとは、Effective Microorganisms(エフェクティブ・マイクロオーガニズム)の頭文字をとった造語です。
Effectiveは、「効果的な」とか「有効な」というニュアンスの言葉です。
Microorganismsは、「雑菌」「微生物」というニュアンスの言葉です。
ですから、
日本語のニュアンスのに直すと、「有用な微生物群」となります。
つまりは、「とても役に立つ微生物クンたち」という感じです。
どうしても「菌」とか「微生物」って言葉がでてくると、
「汚い」とか、「危ない」なんていうイメージが湧いてしまいますよね。。
でも、このEM菌、実はすごいもので、
「EMが世界を救うかもしれない!」なんて話も
研究者のあいだではあるほどなんです!
EMは、なにか特殊な微生物のことではなく、
自然界にすでに生息し、分布している身近で安全な微生物を混ぜ合わせて(複合)、
培養した液体です。
EMに含まれる主な微生物は、以下の3種です。
- 乳酸菌群(にゅうさんきんぐん)
- 酵母群(こうぼぐん)
- 光合成細菌群(こうごうせいぐん)
乳酸菌群
ヨーグルトやチーズをつくるときに活躍するおなじみの微生物ですね。
乳酸菌のはたらきは、以下のとおりです。
- 強い酸をだすことで病原菌の繁殖を抑える
- 有害な微生物から光合成細菌や酵母を守る役割をする
酵母群
パンやビールづくりに欠かせない微生物として有名ですね。
酵母のはたらきは、以下の通りです。
- 有機物を分解し、有機酸やアミノ酸などをつくる(それは、他の微生物のエサになります)
- EMの中で、ほかの菌や微生物の食事を用意する役割をする
光合成細菌群
乳酸菌や酵母に支えられることで、本来の力を発揮することができます。
EMの力を代表するリーダー的な役割をしています。
そのはたらきは、以下のとおりです。
- 有害物質(硫化水素やメタンなど)を分解して、抗酸化力の高い環境に整える
EM菌には、善玉菌を増やすはたらきがある
今の地球環境は、悪玉菌が増えやすい環境だって知ってますか?
なぜ、悪玉菌が増えやすい環境なのか?
それは、「今の地球が酸素であふれているから」だというんです。
善玉菌は、酸素を嫌う傾向が強く、
悪玉菌は、酸素を好む傾向が強いんだそうです。
「日和見菌」とは?
みなさんんは、「日和見菌(ひよりみきん)」って知っていますか?
この世界に存在する菌の内訳は、以下のようになっています。
20%が善玉菌
20%が悪玉菌
60%が日和見菌
日和見菌とは、簡単に言ってしまえば、
善玉でも悪玉でもない、中間菌です。
日和見菌は、優柔不断な性格で、
強い方の味方ばかりします。
善玉菌が強い環境だと、
そこにいる日和見菌は善玉菌の味方をして、善玉菌のはたらきを助けます。
ところが、悪玉菌が強い環境だと、
日和見菌は悪玉菌の味方をして、悪玉菌のはたらきを助けてしまうんですね。
そんな日和見菌も、酸素を好む傾向が強いのです。
ですから、現在の環境は、日和見菌は悪玉菌の味方をしがちであるといえます。
そこでEMの出番です。
EMが増えると、環境が抗酸化状態になります。
すると、
日和見菌は悪玉菌の応援をやめておとなしくなります。
また、
EMの抗酸化作用によって、善玉菌が強くなると、
日和見菌は今度は、善玉菌の味方をしはじめます。
そして、
善玉菌たちは力を発揮しやすい環境になり、善玉菌が優位になります。
善玉菌が増えて、
悪玉菌が活動しにくい状況になることで、
人にも地球にも有用な環境が生まれるというわけです。
↑これは、ぼくがつくったEM活性液です。
次回はEM菌を飲むためのEM菌活性液の作り方をご紹介します。
EM菌のスペシャリスト、プロに教えてもらった裏技をたっぷりご紹介します。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。↓
実際につくったEM活性液を飲んでみました!
すると、すぐに驚きの変化が!!
詳しくはこちら↓
EM菌を掃除に活用してみました。詳しくはこちら↓
EM菌をスムージーに入れて飲んでみました。↓
注意
EM菌活性液は、本来農業用資材です。
土壌にまくものです。
飲料用ではありません。
それを野菜が喜んで吸収するものであることから、
愛好家が自己責任で飲んでいるのだそうです。
僕は実験的に飲んでいます。
有用な微生物なので、
飲んでも大丈夫とのことです。
清涼飲料水用としては正式に「EM GOLD」という商品が売られています。
EMについての書籍はこちらがおすすめ↓
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