※この記事は2019.01.01に更新されました。
- マサチューセッツ工科大学が発見したサーチュイン遺伝子
- カロリーカットがサーチュイン遺伝子をオンにする?
- 人間もカロリー制限で寿命はのびる
- サーチュイン遺伝子がはたらくために必要なもう一つの要素とは?
- 97%もの遺伝子がオフになっているのは「思い込み」が原因だった
- まとめ
老化を遅らせることができるサーチュイン遺伝子を知っていますか?
サーチュイン遺伝子は眠っています。
サーチュイン遺伝子を目覚めさせる方法について書きました!
人の寿命はどのようにして決まるのでしょうか?
平均寿命が年々のびています。
平均寿命をさらにのばす方法はあるのでしょうか?
2017年の日本の平均寿命は83.8歳で世界2位です。
ちなみに2017年度の平均寿命世界第1位は香港で84.3歳でした。
↑2017年の世界平均寿命ランキングです。
しかし、過去の歴史を紐解くと、4000年前には200歳前後の人たちが大勢いました。
さらに、もう1000年さかのぼり、アダムとイヴの時代になると、なんと1000歳近くまで生きていたというのです。
それらは聖書や有名な古文書にはっきりと記載されています。
しかも現代と同じ太陽暦で数えています。
ところが、一昔前までは「これは古代人の戯言にすぎない」と思われてきました。
1000歳まで生きるなど当時の科学者の常識の範疇を超えていたからです。
しかし、それが見直される発見がありました。
近年、科学技術の進歩によって「1000歳寿命」が現実味を帯びてきました。
「200歳寿命はすぐに実現可能」になるでしょう。
なぜなら、「長寿遺伝子」通称「サーチュイン遺伝子」が発見されたからです。
こんにちわ。
ゆるベジタリアンのやまやです。
ゆるベジライフを満喫しています。
僕がヴィーガンをやめた理由は、本当の意味で健康でいるためには、ヴィーガンでいる必要がないと気づいたからです。
それは、健康でいるための適切な知識が身についたということです。
今日は昨日に引き続き「寿命」について解説していこうと思います。
今日は「長寿遺伝子・サーチュイン遺伝子」について解説します。
マサチューセッツ工科大学が発見したサーチュイン遺伝子
「長寿遺伝子」は現在、数種類発見されています。
その一つが、マサチューセッツ工科大学のレオナルドガレンテ教授たちのグループによって発見された「サーチュイン遺伝子」です。
サーチュイン遺伝子は、酵母菌から人間に至るまであらゆるものに存在しています。
サーチュイン遺伝子は、すべての人々に存在しているにもかかわらず、同じ年齢でも「若々しく長生きしている人」と、「老化が進んでしまい短命な人」がいます。
それはなぜでしょうか?
その差は、サーチュイン遺伝子のスイッチが「オン」になっているか、「オフ」の状態のままか、の違いからきています。
通常、サーチュイン遺伝子はオフの状態です。
しかし、これをオンにできる人が、若々しく長生きすることができるのです。
カロリーカットがサーチュイン遺伝子をオンにする?
有名なアカゲザルの実験があります。
アカゲザルの実験では、38匹ずつの2グループをつくりました。
グループAには、100%カロリー食を与えます。
グループBには、70%カロリー食を与え続けました。
その差は歴然としたものでした。
100%カロリー食のアカゲザルは、毛が抜け目はとろっとして、もう長く生きられそうもありません。
一方で、70%カロリー食のアカゲザルは、毛がふさふさと若々しく、表情も目も生き生きしています。
出典:5号館を出て
↑写真のABが100%カロリー食を与え続けたサルです。
写真CDが70%のカロリー食を与え続けたサルです。
たった30%カロリーをカットするだけで、これだけの違いがあらわれます。
この実験からさらに10年後、グループAの100%カロリー食のアカゲザルは、38匹中、生き残っているのは2匹でした。
グループBの70%カロリー食のアカゲザルは、38匹全てが元気にいきていました。
ちなみに、酵母菌の実験では2倍長生きしました。
これらの実験から、カロリー制限をすることで、サーチュイン遺伝子がスイッチオンになり、長寿になることが実証されたのです。
人間もカロリー制限で寿命はのびる
人間の場合は、成人以降に60%にカロリー制限することで、1.5倍も長寿にできる可能性があると推測されています。
カロリー制限をすることで、サーチュイン遺伝子がスイッチオンになるといわれています。
それは、別名「飢餓遺伝子」とも言われるサーチュイン遺伝子は、空腹になると働き出すからです。
サーチュイン遺伝子がはたらくために必要なもう一つの要素とは?
実は長寿遺伝子がスイッチオンに入る条件は、「カロリー制限」だけではありません。
同じようにカロリー制限をしても、人によって長寿の度合いが違ってくるのです。
その差は一体どこにあるのでしょうか?
今までは、「遺伝子の働きは運命的に決定され、固定されている」と考えられてきました。
しかし、遺伝子工学で世界的に有名な筑波大学名誉教授の村上和雄先生は、「実際はそうではない」と述べています。
遺伝子のスイッチのオンとオフの機能は、「一生固定されたものではなく、与えられた環境によって変化するもの」だと言っています。
その環境要因には以下の3つの要因があります。
- 物理的要因
- 化学的要因
- 精神的要因
物理的要因には以下のようなものがあります。
- 温度
- 圧力
- 張力
- 運動
- 磁気
- 光
- 周波数
化学的要因には以下のようなものがあります。
- 栄養成分
- 環境ホルモン
精神的要因は二元性があります。
- ポジティブな要因
- ネガティブな要因
ポジティブな要因とは以下のようなものです。
- 感動
- 興奮
- 喜び
- 感謝
- 愛情
- 信念
- 瞑想
- 祈り
ポジティブ要因は、良い遺伝子のスイッチをオンにして、悪い遺伝子のスイッチをオフにします。
ネガティブな要因とは以下のようなものです。
- ショック
- 不安
- 恐怖
- 怒り
- 恨み
- 妬み
- 悲しみ
- 諦め
- ストレス
ネガティブな要因は悪い遺伝子のスイッチをオンにして、良い遺伝子のスイッチをオフにします。
遺伝子工学で世界的に有名な筑波大学名誉教授の村上和雄先生の書籍はこちら↓
↑世界一受けたい授業にも出演しているのでご存知の方も多いかも。
97%もの遺伝子がオフになっているのは「思い込み」が原因だった
多くの場合、遺伝子の97%がスイッチオフの状態になっています。
その最大の原因は、「ネガティブな思い込み」や、「ネガティブな潜在意識」にあります。
人は起きている間、すべての意識を100%自分自身でコントロールしながら生きていると思っています。
ところが、実際には90%以上が潜在意識下で思考したり、行動したり、色々な感情を抱いたりしています。
その潜在意識のほとんどは、幼少期からの経験や、家族、学校社会など、周囲からの刷り込みによる思い込みで形成されています。
大リーガーとして長年活躍していたイチローは、小学5年生から、「僕はメジャーリーガーだ!世界一のヒッターだ!」と毎日イメージしながら、ひたすら練習をし続けました。
高い目標に向かってやり遂げるという強い信念と、確信を持ち続けることで、「必ずそうなる」という潜在意識を作り上げたのです。
イチローは日本のプロ野球の選手と比べても、決して恵まれた体格とは言えません。
ましてメジャーリーガーと比べれば、小柄でパワーがあるわけではありません。
しかし、彼のたゆまぬ努力と目標に向かう精神力、メンタル力が、肉体の様々な遺伝子のスイッチをオンにしたのだと思われます。
「もう無理だ」「できないかも」と1%でも思うと、遺伝子はなかなかオンになりません。
しかし、イチローは100%の確信を持ち、「絶対にできる」と強い思い込みを持ち続けたので、遺伝子のスイッチがオンになったままだったのです。
普通は遺伝子の97%はスイッチオフのままです。
もし、この眠っている遺伝子をオンの状態にできれば、「頭脳も体も、無限の潜在能力を発揮できる」と言われています。
現在は、「100歳まで生きれば長寿だ」と思っている人がほとんどでしょう。
しかし、200歳寿命が当たり前だった4000年前は、おそらくみんなが、200歳が当たり前だと思い込んでいました。
これはどちらも思い込みです。
無意識のうちに「100歳が当たり前」「200歳が当たり前」と、100%信じ込んでいれば、そのまま潜在意識となります。
潜在意識のままに遺伝子はオンやオフの状態になります。
毎日、イキイキ、わくわく、楽しく、目標や使命感をもって過ごしている人は、
生き生きした、若々しい、輝いた顔をしています。
ポジティブな意識が顔の細胞をひとつひとつに現れています。
逆にいつも不平不満を持ちながら過ごしている人は、顔が不平不満そのものになっています。
これもまた、その人のネガティブな意識が顔の細胞をひとつひとつの遺伝子に影響しているからです。
サーチュイン遺伝子について詳しく知りたい方はこちらの書籍がおすすめです。
この本は僕の愛読書でもあります。↓
この本について詳しく解説した記事があります。↓
まとめ
現代医学では、サーチュイン遺伝子を外科的手術でスイッチをオンする方法は、
まだ発表されていません。
もう何年かすれば、簡単な外科的手術(遺伝子操作)で、だれでもサーチュイン遺伝子を目覚めさせることが可能になることでしょう。
それは、大幅な平均寿命の上昇を意味します。
そのとき、次は人口の問題に直面するでしょう。
人が死にくくなれば、人口が激増するからです。
法律で子どもの数を制限する時代が来るかもしれません。
自分の寿命を延ばす手術をした人は、「子どもをつくってはいけない」としなければ、
人口が増えすぎて破滅してしまうかもしれませんね。
食料や資源をめぐって戦争が勃発するからです。
残念ながら、現代人の「知性」はとても低いといえます。
他人を中傷したり、批判したり、攻撃したりするのは、
「知性の低い人間の典型的な特徴」だからです。
「言わなくていいことを言ってしまう」のは自分を抑えきれていない証明であり、他社への攻撃性を克服できていない証拠です。
そんな人が世の中に多すぎます。
「知性」と「知能」は別物です。
もしこの技術が発見され、たとえ実用が可能だとしても、それはしばらくの間、認められることはないでしょう。
政府や国家によって、封じられてしまうことになると思います。
それは現代は「知性」の高い人が権力を持っているのではなく、「知能」が高い人の手に権力があるからです。
ある一定のレベルにまで文明はを発達させるには「知能」が必要です。しかし、ある一定のレベルにまで達してしまった文明はその「知能」が逆に発展の邪魔をするようになります。
現在の地球がその段階に来ています。
知能の高い人たちは私利私欲に走ります。社会の発展や貢献よりも、自分の利益を考えて行動します。それが文明の発展を妨げるのです。
お金という存在も同じです。一定のレベルにまで文明を高めるにはお金が欠かせません。しかし、一定のレベルにまで達してしまった文明には、逆にお金が発展を妨げるのです。お金の問題がなけば、リニアも宇宙旅行もとっくに実現しています。
技術はあるのに、実現ができていないのは、金銭的な問題のためだからです。
明日は寿命について考えるシリーズの第三弾をお届けします。
人間の食生活がどのように人類の寿命に影響を与えてきたのでしょうか?
とくに200歳寿命から100歳寿命に短くなった食生活の原因としては、「食の回数の増加」と「加熱食」の2大要因が関係していると考えています。
明日は「食の回数の増加」と「加熱色」が寿命を縮めたメカニズムについて解説していこうと思います。
それでは明日もご期待ください!
遺伝子操作によって寿命が1000年まで延ばせる日がやがて訪れます。不治の病が簡単に治せる日がやがて訪れます。遺伝子操作技術の革新を止めてはいけませんね。遺伝子操作による問題について詳しく知りたい方はこの本がおすすめです。↓
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